SPACE SHOWER MVA 2014
- Client
- SPACE SHOWER NETWORKS INC.
- Role
- Planning, Project Management, ArtDirection, Design, Development, Flash, Creative Direction
- Date
- Feb 2014
- Overview
-
Giving form to the support for artists.
アーティストへの声援をかたちにする。
Giving form to the support for artists.
アーティストへの声援をかたちにする。
スペースシャワーTVが年に一度行っているミュージックビデオのアワード「MVA(SPACE SHOWER MUSIC VIDEO AWARDS)」の2014年版サイトを制作しました。 サイトからは、作品やアーティストへの応援メッセージを投稿することができます。投稿されたメッセージのうち抽選で選ばれたものは、一般投票部門賞「BEST YOUR CHOICE」を受賞したアーティストに贈られる記念オブジェに彫刻され、アーティストたちの手元に届けられます。 オブジェの形状はファンの投稿に応じてランダムに成長し、その様子はトップページで見ることができ、一定期間後、最終的な形状をアルミのインゴットからCNC(Computer Numerical Control)で削り出しました。
- Insight
-
Trophies visualized and imprinted on the site with fan feedback.
ファンの声がサイト上で可視化されたトロフィー。
Trophies visualized and imprinted on the site with fan feedback.
ファンの声がサイト上で可視化されたトロフィー。
サイト上で行なうファン投票で決定する、MV「BEST YOUR CHOICE」という部門の投票数を増やすためのアイデアを生み出すことが最初の課題でした。ユーザーからの投票を促すには、参加のモチベーションをもってもらえるようなインセンティブが必要です。しかし、プレゼントなどを目的にユーザーに参加してもらうのは、アワードを盛り上げるという最大のテーマからは少し離れたところにあります。ユーザーがアーティストを応援したくなり、またその応援がスペシャルなものであるということを体験してもらう必要がありました。私たちはそのように考え、ユーザーにとって一番うれしいことはなんだろうという視点から「ファンの声をアーティストに届ける」というコンセプトを構築しました。そこから、「声で出来上がるトロフィーを、ファンと共にサイト上で作り上げ、BEST YOUR CHOICEを受賞したアーティストに届ける」というコンテンツを設計しました。
- Idea
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Support is engraved on the trophy using CNC to make visible the voices gathered in real time.
声援をCNCでトロフィーに刻み、リアルタイムに集まる声を可視化する。
Support is engraved on the trophy using CNC to make visible the voices gathered in real time.
声援をCNCでトロフィーに刻み、リアルタイムに集まる声を可視化する。
ファンから集めた一つ一つの投票や声が可視化された空間を、3D表現で作り上げました。そこに投票されたファンの声を集計・データ化し、一番投票が多かったアーティストに渡すトロフィーを、CNCという3Dプリンタよりも複雑な成形物を作れる機械で削り出しました。ファンの声がトロフィーの表面にいくつも刻印されたトロフィーは、まさしく「ファンの声をアーティストに届ける」役目を果たしてくれる媒体となりました。サイトではファンの声にフォーカスできたり、同じアーティストに投票している声を繋がりで見せることで、トロフィーの外観を表現したり、たくさんの届けられた声をリアルタイムに表現するバックエンドの構築、またサイトアニメーションの実装を心がけました。データビジュアライズの部分では、パートナーのUniba.incの方にも協力を仰ぎ、よりその表現方法に磨きをかけ、サイトに訪れた際のインパクトや参加モチベーションを演出できるような方法を模索しました。
Project team
- Hiroaki Yasutomo
- CTO / Technical Director
- Junichi Nishiyama
- Senior Interactive Designer
- Masaya Yamamoto
- Director, Project Manager
- Keitaro Suzuki
- Art Director, Designer
- Daiki Machida
- Project Manager
- Hiroko Okumura
- Programmer
- Takeru Suzuki
- HTML Corder
- Hideyuki Saito (Uniba Inc.)
- Programmer
- Shinichi Fukuma (Uniba Inc.)
- Programmer
- Kentaro Mizutani (Uniba Inc.)
- Programmer